あなたは大丈夫!?こんなヤツは仕事が出来ないエンジニア!

ぱくたそ

こんにちは、たまり(@tama_it8)です。

福岡のIT業界にてSES(準委任)・技術者派遣の営業職に就いて3年目です。

この記事でお伝えできること:

・職場に1人はいる出来ないエンジニアの特徴

・出来ないエンジニアを改善したい

・最終手段を使う

成長できないエンジニアの特徴

成長できないエンジニアは様々なタイプがありますが、大きく分けると3つのタイプに分けられます。

・そもそもやる気がない

・常に受け身姿勢

・できないのに無駄にプライドが高い

そもそもやる気がない

エンジニアの仕事に限らず、そもそも仕事そのものにやる気がないため非常に厄介な存在です。

当然こんなエンジニアには責任感は皆無に等しいため、上司が見ていなければ平気な顔をしてサボりますし、やるべきタスクが残っていても定時ダッシュは当たり前のようにします。

私のような昭和世代の人間には、今の時代は何かと面倒な社会となりましたが、自分のタスクが終わってもないのに定時で帰るなと言いたくなります。(終わってなくても良いのですが、ある程度の見込期日を報告してほしいです。)

こういう輩に限って、指摘をすると「パワハラですか?」と言ってきますし、会社にしがみつこうとします。

管理する側からするとお荷物であり、さっさと退職してもらいたい存在です。

常に受け身姿勢

結論で言えば、自分のこと以外は何も考えていません。

やる気は無くもないですが、変化を極端に嫌う指示待ち人間であり、向上心がありません。

とりあえず手は動かしますが、基本受け身のため自分から動こうとしません。

報告も管理者側から聞かないと平気な顔をして1週間以上ほったらかしにします。

自分から認識合わせをしないため間違った成果物が出来上がり、結局手戻りという事が日常茶飯事となります。

当然ですが、自分から新しい技術、情報を取り入れようとしませんので、周囲から差を付けられて使えないエンジニアとなってしまいます。

エンジニアとしての資質を疑う存在です。

この手のエンジニアに指摘をした場合、その場では神妙な顔つきで理解したような態度を取りますが、これはフェイクです。

3日も経てば、指摘したことを忘れているため同じことを繰り返します。

相手の時間を平気な顔をして奪うので厄介です。

無駄にプライドが高い

何につけても「自分が正しい!」「オレはデキるエンジニアなんだ!」と勘違いをしています。

この手のエンジニアは、人の意見を素直に受け入れられません。

管理者や同僚から指摘を受けた場合、すぐに感情任せに反論をするか拗ねて口を利かなくなるかのどちらかです。

課題に直面した時、デキない自分を受け入れられず、素直に行動しないため工数だけが増え、結局何もできていないという事が多発してきます。

現場にいるとチームの和を乱す非常に厄介な存在です。

 

成長できないエンジニアを成長させるにはどうする?

「こいつはダメだ、使い物にならない」と言って切り捨てるのは簡単です。

成長できない事は本人にとっても会社にとっても非常にマイナスになります。

現在の会社に残るにしても別の会社に転職したとしても、行き着く先には不幸しか待っていません。

成長を促すためにできることとしては、3つあると私は考えます。

・得意分野と苦手分野を明確にする

・適材適所の作業、現場にする

・危機感を持たせる

得意分野と苦手分野を明確にする

成長できないエンジニアは得意分野と苦手分野が明確になっていない人が多いと感じます。

まずは本人から得意分野と苦手分野をヒアリングしてみます。

その後、現場責任者と擦り合わせをして得意、苦手の内容に差異がないか確認をします。

本人と現場責任者と内容の差異が大きければ、一度本人が得意と言う箇所を実際にさせます。

本人の言葉通りに出来れたら大いに褒めます。

もし出来なかった場合は叱るのではなく、自分が得意と思っていた箇所が出来なかったと認識ができますので、これからの課題として克服するために目標として行動をしてもらいます。

私個人としては、無駄にプライドが高いエンジニアにはプライドをボキボキに折って、出来ない事を認識させるには手っ取り早いと感じます。

適材適所の作業、現場にする

システム開発には上流工程、下流工程と大きく2つに分けられていますが、エンジニアによって得意、苦手が出てきます。

ウォーターフォール開発で分けられる工程は以下の通りです。

〇上流工程:要件定義、基本設計、詳細設計

〇下流工程:製造(プログラミング)、単体テスト、結合テスト、システムテスト

上下工程を全て出来るエンジニアがたくさんいたら良いのですが、残念ながら多くの現場で不足しております。

例えばコミュニケーション能力、マネジメント能力が必要な上流工程に、コミュニケーション能力が壊滅的に無いエンジニアが送り込まれた場合、そのエンジニアの本領が発揮されません。

スキルアンマッチが発生し、本人のやる気や自信喪失に繋がりかねません。

まずはエンジニア本人が得意とする作業工程の案件に送り込み、徐々にステップアップさせることが望ましいかと思います。

危機感を持たせる

会社や営業担当が改善に向けて最善を尽くしたとしても、本人にその意思がなければ何も意味がありません。

トラブル続きで現場を転々とし、行き場所がない厄介なエンジニアに危機感を持たせるには荒療治をするしかありません。

なんとなく察しが付くかと思いますので、多くは語りません。

まとめ

・エンジニアである前に1人の社会人としてあれ!

・必要とされるエンジニアになる

かなり辛辣なことを書きましたが、残念ながら自社のエンジニアや他社のエンジニアで実際に存在します。

エンジニアの仕事は簡単に出来る仕事ではありません。

一般の人間から見ると職人のような世界です。

せっかく特殊な世界に身を投じているわけですから、素敵なキャリア形成をしてもらいたいと心の底から願うのです。

あなたも良いエンジニアライフを送れるように、日々学び自分を高めるように心掛けて下さい。