システム開発の架け橋!SES営業の仕事紹介!!
こんにちは、たまり(@tama_it8)です。
福岡のIT業界にてSES(準委任)・技術者派遣の営業職に就いて3年目です。
・SES営業とは何か?
・SES営業に資格は必要なのか?
・どんな企業と仕事をするのか?
一口にIT業界の営業と言ってもたくさんの職種があります。
ハードウェア、ソフトウェア、情報処理サービス、Web・インターネット等
間口はいくらでもある業界です。
今回はソフトウェア開発に関わるSES・技術者派遣営業に焦点を当てて説明します。
Table of Contents
・SES(準委任)営業とは何か?
SES営業
SESとはSystem Engineering Service(システム エンジニアリング サービス)の
略称となります。
お客様にはエンジニアの成果物を提供するのではなく、エンジニアの労働力を提供する
サービスとなります。
お客様(案件元)が求めているスキルのエンジニアをパートナー企業の営業担当が
お客様にエンジニアを提案し、現場に参画させることがSES営業のお仕事となります。
スキルのあるエンジニアはここ数年、非常に不足しているため良いエンジニアを
見つける事ができれば、成果を出しやすい営業であります。
私が所属している企業では、SES(準委任)と技術者派遣の両方の営業が
可能となっております。
浅い経験でも成果は出せますが、やはり歴の長い営業の方が有利とも言われております。
技術者派遣営業
基本としてはSES営業と大きな大差はありません。
しかし技術者派遣をするには、企業として「労働者派遣認可」を取得していないと
技術者派遣営業をする事はできません。
営業方法としては、お客様に自社の社員を1名で参画させる時に用いられる事が多いです。
現場によっては複数名でも派遣で参画する所もあります。
技術者派遣営業は私としては少し難易度が高いとみています。
派遣を専業としている企業は経験者と併せて、新卒、中途採用者(業務未経験)を
大量に採用しています。
現場としては、業務未経験者よりもスキルのある経験者を欲しがっているため
参画させるのに苦労していると聞いています。
SES(準委任)営業に資格は必要か?
特別必要ありませんが、私の上司から勧められた資格は2つです。
・ITパスポート(国家資格)
・簿記
ITパスポート(国家資格)
IT業界に限らず、他業種でもITに触れる機会が増えている時代です。
ITを正しく理解し、業務に反映させるための資格です。
IT関連の資格としては、難易度は低めとなっておりますので、
知識を身につけるという名目で受験してみるのも良いです。
簿記
営業職は数字を見る仕事です。
簿記を理解することで、会社の経営管理や分析力が身に付きます。
私もまだ取得していないので、今後取得する予定です。
どんな企業がお客様になるのか?
・エンドユーザー
・大手Sier(元請け企業)
・自社のグループ企業
エンドユーザー
実際に開発されたシステムを使用する企業です。
この場合、自分が勤めている企業が元請け企業になります。
開発の最初から最後まで全うしないといけないため責任は大きいですが、
自社の待機しているエンジニアを参画させたり、若手エンジニアの教育の場として経験を
積ませることができるメリットがあります。
エンドユーザーと取引をするためには、営業力はもちろんですが、開発の知見も必要になります。
何よりお客様の業務をしっかりと想像でき、お客様の悩みを解決に導くコンサルティング能力も必要とされます。
大手Sier(元請け企業)
元請け企業とは、世間で知られる大手IT企業です。
エンドユーザーから仕事を受注、一次受けのSES企業に向けて仕事を振り、
元請け企業のエンジニアと一緒にシステム開発を行います。
大手企業が軒を連ねるため、簡単に取引はできませんが
大きな売上をもたらすことができます。
自社のエース級のエンジニアを投入、開発体制を作ることができれば長期参画も夢ではありません。
自社のグループ企業
グループ企業とは親会社や兄弟会社です。
グループ内のシステム開発・運用を行うため、安定して仕事が来ます。
実際に私が勤務している企業でも、親会社を含めたグループ企業の
システム開発・運用を行っております。
取引先が身内のため、他社よりは気軽にできる反面、プロジェクトがなぁなぁなり、
プロジェクトが失敗してしまうリスクもあります。
まとめ
今回はSES・技術者派遣営業はどんな仕事なのかをご紹介しました。
物販営業よりは難易度は低いので、結果を残しやすい営業です。
これからIT業界を目指す方は、選択肢の一つとして検討してみる価値はあります。
あなたにお会いできる日を楽しみにしています!!