エンジニアはコミュ力が命!!
こんにちは、たまり(@tama_it)です。
福岡のIT業界にてSES(準委任)・技術者派遣の営業職に就いて3年目です。
この記事でお伝えできること:
・エンジニアは営業職以上にコミュニケーションが必要
・報連相は必ずしよう
・業務に関わる時間はコミュニケーションを取る必要がある
Table of Contents
エンジニアが一人で黙々と作業をするなんて有り得ない!
SES(技術者派遣)のような客先常駐の現場でも、社内開発の現場でもコミュニケーションはかなり頻繁に取られています。
この2~3年では、新型コロナの影響でリモートワークが一気に浸透し、福岡の現場でもリモートワークを取り入れている所が増えてきました。
以前よりもコミュニケーションの重要度が高くなってきています。
ここでは3点挙げられます。
・製品、サービスを完成させるため重要なコミュニケーション
・エンジニアは、実はかなり密にコミュニケーションを取っている
・デキるエンジニアほどコミュニケーション能力が高い!
製品、サービスを完成させるため重要なコミュニケーション
製品やサービスには、納期があります。
日々奮闘しているエンジニアたちは、朝1回、夕方1回と最低2回はチーム全体を集め、
完成に向けてコミュニケーションを取っています。
その内容は、作業進捗の確認、進捗に遅れが発生している場合は、原因の解明と改善を考えたりしています。
他には、大きな問題が発生した際、どれだけの人数(工数)をかけて、問題に対応するかなど多岐にわたります。
映画やアニメのように黙々と一人で作業をすることなど絶対有り得ないのです。
エンジニアはかなり密にコミュニケーションを取っている
エンジニアを目指している方は、ネット上でこんな文言を見たことはないでしょうか?
15分は自分で考える。15分後に解決できていない場合は、有識者に必ず聞く。
人によっては30分という方もいますが、15分~30分は自分で考えて、それでもダメなら
有識者に聞く流れが一般的です。
1人でそれ以上の時間悩むのは、単なる時間の無駄となります。
エンジニアは日々、何かしらの壁にぶつかります。
1人の遅れがチーム全体に迷惑となってしまうため、こういった小さなコミュニケーションを要所要所で取っています。
「エンジニアはコミュニケーションを取らなくて良い」なんて話は、どこの現場に行っても
存在しません。それは映画やアニメの世界だけです。
コミュニケーションを取れないエンジニアは、必ず淘汰されます。
若手エンジニア、これからエンジニアを目指している方は業務内だけで良いので、
自分の意思表示ができるように必ずしてください。
デキるエンジニアほどコミュニケーション能力が高い!
私がこれまで出会ったデキるエンジニア達は例外なく、コミュニケーション能力が高い人ばかりでした。
それは社内のマネージャークラスのエンジニア、フリーランスを含めた
他社のエンジニアでも共通しています。
コミュニケーション能力が高いと面談受けも良く、参画した後もチームに早く溶け込むことができます。
対営業、対現場責任者とのコミュニケーションが上手いため大体の事が上手くいきます。
そのため営業としては非常に助けられる事が多く、感謝しかありません。
業務中だけで良いからコミュニケーションを取る
プライベートでは無口でも大丈夫ですが、仕事をやっていく上でコミュニケーションは
絶対的に必要です。
たった1つで良いので意識してください!
報連相は必ずする
報連相とは「報告」、「連絡」、「相談」です。
報告は上司、先輩に簡潔に状況を伝えます。
連絡は業務関係者に事実を伝えます。報告よりも周知範囲が広がります。
相談は自分で判断できない時、上司、業務関係者に知恵(意見)を求めることです。
良いことも悪いことも判明した時点で上司、関係者に伝える癖を付けて下さい。
特に悪い報告は、事が大きくなる前に隠さず、事実を伝えて下さい。
人によっては隠そうとしますが、どうせバレます。時間が経てば経つほど大きな問題になります。
あなたのプライドなどはどうでも良いのです。
報連相をしないエンジニアの特徴
私が見た報連相ができないエンジニアの特徴は2点です。
・「大丈夫です。」とよく言う
・危機感が全くない
「大丈夫です。」とよく言う
作業進捗が遅れていようが、分からない箇所があろうが「大丈夫です。」とよく言います。
実際は大丈夫ではなく、現場責任者が進捗を確認すると何も成果物を挙げれていないということがよくあります。
そのため常に確認をする必要があり、非常に面倒です。
こういったエンジニアには、受け身で当事者意識がないため「責任」という言葉を知りません。
作業の見込工数も立てれないので、存在意義がありません。
そんな人間はエンジニアでなくとも、他の仕事でも通用しないでしょう。
危機感が全くない
報連相をしないエンジニアは当事者意識がないため、危機感を全く持っていません。
本人が危機感を感じた時には、手遅れの状態になっています。
SES(技術者派遣)で手遅れの状態というのは、「退場」です。
アウトプットを出せないと現場から判断されます。
ただし、いきなりこの状態になるのでなく、現場責任者から営業担当にクレームとして
注意・改善要請が出た後、エンジニア本人に改善内容を伝えます。
大概のエンジニアはこの段階で改善に向けた行動をしてくれますが、危機感のないエンジニアは、その場では神妙な面持ちをします。
次の日になると改善内容なんてすっかり忘れています。現場責任者を交えた面談になり、初めて危機感を持ちますが、時すでに遅しの状態です。
SES(技術者派遣)営業からのエンジニアへお願い
営業の立場で言うと下記の2点は必ずしてほしいです。
どれもエンジニアに限らず、当たり前のことです。
・しつこく言うが報連相は必ずする
・自分に振られた作業は完遂する
しつこく言うが報連相は必ずする
先にも述べた通り、システム開発はコミュニケーションがとても大切な職業です。
・間違ったものを作らない。
・チーム、個人の作業進捗を確認する。
・問題に対しての対応。
挙げるとキリがありません。チーム、個人が気持ち良く作業をするためにもしっかりと
報連相をして下さい。
自分に振られた作業は完遂する
与えられた作業に対して、当事者意識をしっかりと持ってください。
あなた方は子どもではありません。
「誰かがやってくれる/誰かが助けてくれる」ではなく、自分で考え、自分が終わらせる気持ちでいて下さい。
その中で壁にぶつかったら周りのエンジニアの助けを借りて作業を終わらせてください。
まとめ
最後に、エンジニアは一人で黙々と作業をするイメージが先行していますが、
1つのシステムを作るのに多くの人が携わっています。
その中で多くのコミュニケーションが取られているのです。
声を大にして言いたいのは、業務中は必要なコミュニケーションは絶対に取って下さい。
口下手だからといって許されるのは学生までです。
そのことを忘れずにシステム開発に携わって下さい。