【福岡】エンジニアになるための言語選びと注意点

2022年10月9日

こんにちは、たまり(@tama_it8)です。

福岡のIT業界にてSES(準委任)・技術者派遣の営業職に就いて3年目です。

この記事でお伝えできること:

・これからエンジニア目指している方

・ネットの良い部分だけを鵜呑みにしない

・30代以上でエンジニアになる方は注意

近年、プログラミング・エンジニアが注目されるようになり、未経験からエンジニアに転職を考えている方は多いと思います。

私もその1人でした。

今回は福岡でエンジニアを目指すに当たり、学習すべき言語や注意点をいくつかご紹介します。

福岡で多く出回っている言語

SESの営業目線で学んだらよいと感じる言語3つを紹介します。

これから福岡でエンジニアを目指しており、何を学習してよいか分からない方は

学習の参考にしてみてください。

Javaは2022年4月~9月の間、福岡で80件以上の案件が出回っており、現在の福岡および日本国内でJavaエンジニアは非常に重宝されております。

私が所属している会社はもちろんですが、福岡のほとんどの会社が研修で取り入れていますし、職業訓練校でもJavaの学習をしております。

学んでおいてまず間違いないと言える言語です。

C#、PHPもJavaほどではありませんが、多くの案件で見かける言語です。

Javaと比較して学習難易度は低く、手を出しやすいです。

ただJavaを習得したのちに、C#、PHPを学んでも遅くないと個人的には思います。

2022年からちらほら見かけるようになった言語

モダンな言語ではありませんが、Ruby、Pyhonは最近ちらほら見かけるようになってきた言語です。

次いでSwift、TypeScriptで、ごく稀にGoを見かけます。

これらの言語は福岡市場で出回っていないため、優先順位を上げて学習する必要はないです。

Javaを習得後、学習しても遅くはないと思います。

ただTypeScriptはここ最近、急激に見かけるようになったため学習をしておくのもアリかと思います。

福岡でエンジニアを目指すに当たっての注意点

SES・派遣の営業に従事している中で、リアルに感じている注意点は3点です。

未経験者にとっては不快な言葉を羅列します。

残念ながら現実ですので、読むのを止めたければここで止めてください。

・ネット情報・プログラミングスクールの言葉を鵜呑みにしない

・モダンな言語の需要はまだ少ない

・30代からのエンジニア転職は博打に近い

ネット情報・プログラミングスクールの言葉を鵜呑みにしない

3ヵ月でエンジニア!

2ヵ月でフリーランス!!

フリーランスで高収入!!!

ネットには、このように未経験者にとって目に心地よい言葉が羅列されています。

※ここから乱暴な言葉を使います。

現実① 未経験者は使い物にならないので、現場は必要としていません。

    特に未経験からのフリーランスは必要とされていません。

    夢を壊すようですが、マジでいらないです!!!

以前にも書きましたが、未経験のエンジニアには実績がありません。

高収入を得る権利があるのは、経験と実績があるエンジニアのみに許されたものです。

ネットの甘すぎる情報だけを鵜呑みにはしない方が身のためです。

もう一度言います。

現場は経験と実績のあるエンジニアを求めています。

実績のない未経験者のフリーランスはマジでいらないです!!!

現実② エンジニアという肩書には誰でもなれますが、

    経験のない人間がいきなり開発に携われることは皆無に等しいです。

最初はテスト業務から徐々に段階を追って、業務のレベルを上げていきます。

一流のデザイナーや一流のシェフなどを想像してみてください。

ドキュメンタリー番組や自伝を見ると例外なく、下積み時代があります。

・デザイナーであれば、巨匠〇〇氏の元で数年アシスタントをしていた

・シェフであれば、フランスの三ツ星レストランで数年間修行をしていた

エンジニアも職人に近い世界です。

最初の方はテスト、運用保守ばかりで嫌になるかもしれませんが、これがエンジニアにとっての下積み時代であり、貴重な時間なのです。

テストの合間に既存コードを自分なりに読み解き、どういった動作をするのか?や

自分ならもっとシンプルに書けそうだなと考える時間になるのです。

ただ通常の職人の世界よりは下積みは短いと感じています。

理解を深めながら精度の高いアウトプットを出すことができれば、大きな仕事や新しい仕事を任せてもらえるようになります。

間違っても「想像と違う」などふざけた事を口にしないでください。

そんなエンジニアはIT業界に限らず、どの業界に行っても通用しません。

実績のない人間に仕事を選ぶ権利はありません!!

モダンな言語の需要はまだ少ない

前述した「2022年からちらほら見かけるようになった言語」でご紹介した通り、モダンな言語はまだまだ普及していません。

今年に入ってからRuby、Python、TypeScriptをよく見かけるようになってきましたので、明確な目的がない限り、最初に学ぶ言語としてはオススメしません。

需要のあるエンジニアになりたい!というのであればJava一択と言えます。

学習難易度は高いですが、習得し、稼働実績を残せばあなたは引く手あまたの人材になることができます。

30代からのエンジニア転職は博打に近い

30代でエンジニアを目指している人の夢を壊すことを言います。

30代未経験エンジニアが仕事を獲得するのは難しいです。

30代のあなたが受け入れ先の現場責任者の立場でしたら、どちらの未経験者を受け入れますか?

Javaを勉強した未経験エンジニア2名がいます。

20代・未経験者と30代・未経験者です。

さて、あなたならどちらを選びますか?

私なら20代・未経験者を選びます。

答えは簡単です。伸びしろを感じるからです。

どんな業界でも転職は若い方が何かと有利に働きます。

現実、私が所属している会社は未経験者の採用は一切していません。

私は今は営業ですが、30代からエンジニアになりました。

入社するのに非常に苦労した記憶があります。

それだけ難しいことなのです。

「30代未経験からエンジニア」とネットで見かけますが、現実はそんなに甘くないのです。

よくネット見かけるでインタビューを受けている30代エンジニア達は、あなたの見えない所で泥水をすする

思いをし、死ぬ気で努力をしたからこそ笑ってインタビューを受けているのです。

ここまで30代からエンジニアを目指すのは博打である伝えましたが、

システム開発の基礎をしっかりと学習をしていれば可能性は僅かながらあります。

面接の際、営業担当や現場責任者に「勘が良さそう」「この人なら大丈夫かもしれない」と思わせれば良いのです。

学習はしっかりとした上で、比較的入社の敷居が低いSES・派遣企業に入社できれば

経験を積むことができます。

最初は自分の望まない業務に就く可能性は大いにありますので、業務経験を積んだ後に

営業担当へ開発業務に就けるように自分から交渉してください。

そうでないと永遠に運用保守やテスト業務から抜け出せなくなります。

30代からのエンジニア転職は行動力が非常にカギとなってきます!

行動あるのみです!!

※未経験者が100%受託企業に入社するのは無理ゲーです。

まとめ

学習言語はJava一択!

モダンな言語は福岡ではまだ普及していない!!

ネット情報とオンラインスクールの甘い言葉に気をつける!!!

正直エンジニアには誰でもなれます。

ただし言語選び、会社選びは本当に大切になります。

現在の福岡ではJavaを学習しておけば道は開けます。

あくまでも手段です。

Javaを皮切りに自分がやりたい言語を習得していけば自然と必要とされるエンジニアになれるはずです。

一緒に福岡のIT業界を盛り上げていきましょう!!